これぞ”銀しゃり”
知人から電話。「新米あるから取りに来て」。早速駆けつけるとなんと10キロの米袋。「これは玄米だから精米しないと」。早速コイン精米所探して直行。
郡山に来て20年以上。車を走らせているとあちこちにコイン精米所というのを見かけてはいたのですが、他人事としか見ておらず。その存在意味もあまり的確に把握していなかった愚か者。精米所初体験したのです。知人に案内して貰い。
プレハブ小屋のようなところに入り、金網を張った箱に玄米を。10キロまで100円。コインを入れる。上白とか標準とかを指定。「今は全くの新米だから標準がいい。ちょっと古くなったら上白かも」。手とり足とりの指南。標準のボタン押すとやにわに「ガー」という音。まずいきなりでびっくり。まるでコインランドリーで洗濯物が回っているような感じで米が飛び交っているのが見える。やがて受け皿みたいなところに漂泊された米が溜まり・・・。
知人は用意してきた袋に傍らの「蛇口」みたいなところから出てくる糠を入れて・・・。出来上がった白米は「出口」の筒状の口に袋を持っていってペタルを踏んで出す・・・。おそるおそるペタルを踏むと袋の中に出来たての白米が・・・。
輝いています。ピカピカと米が。精米の過程で熱せられなにやら温かい。ごきちない手つきで精米作業終了。早速炊いて食べたのは当然。炊飯器からあのご飯が炊ける香しい湯気。そして炊きあがったご飯。これぞまさしく銀しゃり。ご飯が光っています。色つやも綺麗。匂いも・・・。一口・・・。美味い。やはりご飯が最高。食が進む・・・。それこそ漬け物だけでも十分。
実りの秋を満喫できました。
終戦後。しばらくは米の飯にありつけなかった。時々玄米パンは食べさせてもらったことはあるけど。母親が着物を持ってそれこそ福島県に米と交換に。やっと換えて貰った米。背中に背負って帰る途中に闇米摘発に会い没収。何も持たず帰ってきて玄関で泣き崩れる母親。何も食べていない子供達・・・。そんな記憶が蘇りました。とにかく喰うことには不自由しない時代に生きている。東京ではその後配給通帳で米が買えるように。通帳が無いと米が買えない。今の健康保険証のような身分証明書。米屋で買うのは精米済みだった。
米ぬか健康法なんていうのが30年ほど前にブームだった。糠袋でカラダをこするとピカピカになると言われた。糠袋で廊下を磨くと床は綺麗になった・・・。そんな事もさせられた。でもあの糠ってどこから持って来たのだろう。売っていたのか・・・。
知人が置いていってくれた袋。糠が入っています。さてどう活用すればいいのか・・・。糠の匂いも香しい。
昨日の精米は5キロだけにしておきました。そのうち次の5キロをまた持ってコイン精米所に行きます。今度は一人で行けるはず(笑)。
しばらく銀シャリ生活が送れます。ああ、娑婆で生きてて良かった(爆)。
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